柔道整復師について

柔道整復師の合格率や難易度

医療系国家資格である柔道整復師を取得するには国家試験に合格しなければなりません。

柔道整復師の国家試験合格率は第32回(2023年度・令和5年度)で66.4%(新卒・既卒を含む)でした。

年々難易度が高くなってきているのが現状です。

国家試験の内容について触れて行きます。

柔道整復師の国家試験合格率はどのくらい?

過去数年間のデータから、柔道整復師の合格率は平均60%前後(新卒・既卒合わせて)です。前回の第31回は49.6%と合格率が低かったが、最新の第32回(2023年度)では合格率66.4%と上昇しましたが、国家試験の難易度は年々高くなってきていると言えます。養成校での学習をしっかりと行い、国家試験対策をすることで、柔道整復師の国家試験に合格することは現実的に可能になると思います。意欲的に学べる養成校選びが大切です。

<柔道整復師国家試験の合格率>

試験回数(年度) 受験者数(名) 合格者数(名) 合格率
第27回(2018年度) 6,164名 4,054名 65.8%
第28回(2019年度) 5,270名 3,401名 64.5%
第29回(2020年度) 4,561名 3,011名 66.0%
第30回(2021年度) 4,359名 2,740名 62.9%
第31回(2022年度) 4,521名 2,244名 49.6%
第32回(2023年度) 5,027名 3,337名 66.4%

※出典:公益財団法人・柔道整復研修試験財団

柔道整復師国家試験の合格基準は以下のようになっています。
必修問題と一般問題に分かれており、それぞれ基準が設けられています。

  • 1.必修問題は全50問(1問1点) 40点以上取る事が条件(正解率80%以上)
  • 2.一般問題は全200問(1問1点) 120点以上取る事が条件(正解率60%以上)

この2つの基準を満たすことで、国家試験合格となります。
片方の基準だけを満たしただけでは、国家試験合格とはなりません。

柔道整復師の受験資格と試験内容

柔道整復師の国家試験は年1回の実施となります。(毎年3月の第1日曜日)

国家資格を受験するためには一定の要件が必要となる為、受験資格を取得する方法についても確認してみましょう。

◆受験資格

大学に入学することができる者で、3年以上、文部科学大臣の認定した学校または厚生労働大臣の認定した養成施設で必要な知識および技能を修得した者

◆試験内容

医療における基礎的な設問から、柔道整復師にとっての専門的な知識を問う内容まで幅広く出題されます。

以下、主な試験科目について紹介します。

解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学
外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、関係法規、社会保障制度
包帯固定学、柔道整復理論


各養成校によって上記の科目やその他の内容がカリキュラムに含まれており、国家試験ならびに職業訓練としての知識・技能を修得して行きます。

その他医療系国家資格との合格率比較

柔道整復師と同じく身体を治療する医療系国家資格はいくつかあります。

鍼灸師(はり師・きゅう師)、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士など。

これらの医療系国家資格の合格率は、60%~80%となっています。

柔道整復師と同じく、鍼灸師(はり師・きゅう師)の合格率も年々低下して来ています。

<その他医療系国家資格の合格率>

医療系国家資格 柔道整復師 はり師 きゅう師 あん摩マッサージ指圧師 理学療法士
合格率(2023年度) 66.4% 69.3% 70.2% 84.0% 89.2%
医療系国家資格 合格率(2023年度)
柔道整復師 49.6%
はり師 70.4%
きゅう師 71.7%
あん摩マッサージ指圧師 88.6%
理学療法士 87.4%

昼間部と夜間部で合格率への影響はあるのか?

特に大きな差はないと思われます。

昼間部であっても夜間部であっても各個人の「勉強環境と意欲」が合格に左右されると思われます。自分自身に合ったライフスタイルの中で昼間部、夜間部を決めると良いでしょう。

【監修者】

本校柔道整復学科 専任教員 大隅祐輝

柔道整復師(2007年取得)

本校柔道整復学科 専任教員 大隅祐輝
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